自由論

J.S.ミル
自由の「絶対原則」を提唱。個人の自由に社会が干渉できる領域を考察。

ケビン
正義感あふれる弁護士。社会から不当な抑圧を受けるスミスを弁護する。

スミス
無神論者。悪徳金融業者からの借金を抱え、ケビンに弁護を依頼する。

レナード・ダスティン
国会議員。国家繁栄のために、未来への投資「義務教育」の制定に尽力。

ジョン
農家の長男。仕事のかたわら勉学に励むまじめな少年。レナードに出会う。

ゴドフリー
ジョンの父親。農業に従事するガンコ者。息子は家の後継ぎで「働き手」。

J.S.ミル（1806〜1873）

イギリスの哲学者・経済学者。厳格な父親の英才教育を受ける。17歳から35年間、東インド会社に勤務。その間に多くの論文を発表し、政治哲学や論理学、経済学などに多大な影響を与えた。晩年は議員にも選ばれ、婦人参政権を主張。当時の功利主義を発展させ、精神の質的快楽を提唱する。その他『経済学原理』等。

関連作品

『社会契約論』ルソー
※社会はなぜ不平等なのか？自由への突破口

バラエティ・アートワークス

「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第５期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。