スクルージ
金儲け一筋の商人。人間嫌いで無慈悲な守銭奴として人々に忌み嫌われる。
マーレイ
スクルージの唯一無二の親友。スクルージと起業したが7年前に病死した。
フレッド
スクルージの甥。陽気な性格でスクルージをパーティに招くなど気にかける。
ボブ・クラチット
薄給で雇われているスクルージの書記。病弱な息子のティムを抱えている。
19世紀イギリス。格差が広がる産業革命渦中。
人間嫌いの老商人スクルージは、強欲な商売で人々から忌み嫌われていた。
そんな彼のもとに、かつての相棒マーレイの亡霊が現れて予言する。
守銭奴の末路は悲惨だよ。
明日の午前1時に3人の精霊が現れる。
お前に残された最後の希望だ。
社会福祉と自己責任論、制度の矛盾に挑みつづけた文豪・ディケンズによる感動作。
『クリスマス・キャロル』を漫画化。
CHARACTER
金儲け一筋の商人。人間嫌いで無慈悲な守銭奴として人々に忌み嫌われる。
スクルージの唯一無二の親友。スクルージと起業したが7年前に病死した。
スクルージの甥。陽気な性格でスクルージをパーティに招くなど気にかける。
薄給で雇われているスクルージの書記。病弱な息子のティムを抱えている。
スクルージ最後の希望
過去を司る精霊。クリスマス・イブの夜、スクルージを少年時代に引き戻す。
現在を司る精霊。スクルージに町の人々の生活を見せて気づきを与えるが…
未来を司る精霊。不気味な黒装束をまとい、スクルージに悲惨な最期を示す。
「クリスマス・キャロル」とはキリスト教徒が救世主の誕生を祝う賛美歌。クリスマス・イブの夜にスクルージの前に現れた3人の精霊たちは、翌朝、彼にどんなキャロルを聞かせるのだろうか。
著者プロフィール
ディケンズ(1812〜1870)
イギリス出身。19世紀・大英帝国絶頂期の国民的作家。ユーモアと哀愁あふれる、生き生きとした人物描写で幅広い読者層から人気を博した。幼少期の貧困の経験や当時の社会情勢を反映し、弱者の視点で社会を風刺した作品が多い。その他『オリバー・ツイスト』『二都物語』等。
関連作品
『リア王』シェイクスピア
※傲慢な老王の晩節の悲劇を描いた戯曲
『神曲』ダンテ
※死後の世界を考察したキリスト教文学
制作チームについて
バラエティ・アートワークス
「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第5期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。
原作:ディケンズ
企画/漫画:バラエティ・アートワークス
電子版発行:Teamバンミカス
配信日:2021年12月10日(電子版改訂)
ページ数:194頁
価格:配信ストアでご確認ください
紙書籍発行:Gakken
発売日:2023年11月16日(文庫新装版)
ページ数:208頁
価格:792円(税込)
ISBN 9784054069671
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