合田真理(まさみち)
本編の主人公。人間関係に悩む高校生。自らが抱く絶望について興味を持つ。
晴子(はるこ)
真理の叔母。フリーライター。悩める甥っ子にキルケゴール哲学を教える。
キェルケゴール
『死に至る病』の著者。複雑な人生経験を経て文明社会の絶望を探究する。
ミカエル
キェルケゴールの父親。一代で財を成し、息子に徹底的な英才教育を施す。
レギーネ
良家の令嬢。キェルケゴールと婚約するが、互いに愛しあったまま破局。
ヘーゲル
ドイツの大哲学者。その思想が弁証法的な絶望研究に影響を与える。