学問のすすめ

ユキチ
『学問のすすめ』案内人。自由・義務・社会関係を通して人間の尊さを説く。


福沢諭吉
封建制度が染みついた故郷を飛び出し、日本人の未来を探し求める。


お順
諭吉の母。夫亡き後、五人兄弟をひとりで育てた。リベラル肝っ玉かあさん。


緒方洪庵
大坂（大阪）の蘭学塾・適塾の主催。医学者・教育家で諭吉の恩師。


奥平壱岐
中津藩家老の息子。砲術研究のため長崎に寄宿。諭吉の才能を妬む。


木村摂津守
咸臨丸の艦長。渡米の熱意がある諭吉を採用し、アメリカへ連れていく。

福沢諭吉（1835〜1901）

中津藩出身。思想家・教育者。慶應義塾の創設者。19歳で蘭学を学ぶ。アメリカ・ヨーロッパへの使節団に参加し、欧米社会での経験をまとめた『西洋事情』を出版。明治維新前後において新時代の自由や平等を説いた。日本を代表する文化人として、1984年から2024年まで一万円紙幣の肖像に採用されている。

関連作品

『エミール』ルソー
※不平等な社会を改革するための教育論
『続・論語』孔子
※諭吉が厳しく批判した儒教・孔子の思想

バラエティ・アートワークス

「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第５期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。