マキアヴェッリ
熱血官僚。乱世の君主たちと出会い、国民のための政治体系を模索する。
チェーザレ・ボルジア
イタリアの風雲児。冷酷な君主。才能と強運で大乱世を舞台に躍進する。
アレクサンデル6世
ローマ教皇。チェーザレの父。利権のために戦火を投じる史上最悪の教皇。
ピエロ・ソデリーニ
フィレンツェ大統領。平時であれば温厚な名君だが、乱世に翻弄される。
ロレンツォ・デ・メディチ
メディチ家の若きリーダー。莫大な財力でフィレンツェを裏で支配する。
ローヴェレ枢機卿
アレクサンデル6世のライバル。のちに教皇に即位しユリウス2世を名乗る。
マキアヴェッリ(1469〜1527)
イタリアの政治思想家。フィレンツェ政庁の官僚として数多くの事業をこなし、公のために働くがクーデターにより失職。その後、政界復帰をめざし、世界的に有名な権謀術数書『君主論』を書き上げる。華美なルネサンス期の風潮の中で現実主義の政治論を説いた。その他『戦術論』等。
関連作品
『リア王』シェイクスピア
※君主論が警告する家臣の「巧言令色」に乗せられた老王の悲劇
『わが闘争』ヒトラー
※ヒトラーは支持獲得に君主論を応用した
バラエティ・アートワークス
「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第5期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。