純粋理性批判

イマヌエル・カント
18世紀ドイツの哲学者。人間の理性を吟味し新たな認識論を打ち立てた。

大崎正実
地学教師。学生時代にカントに傾倒。生徒たちにカントの哲学を教える。

佐藤良樹
高校3年生の理系男子。将来の進路に悩むうち批判哲学に興味をもつ。

佐々木球志
良樹の親友。たぶん元野球部。

松田梨花
明朗快活・しっかり者の生徒会長。

合田倫子
純朴でおっとりしている図書委員。

イマヌエル・カント（1724〜1804）

ドイツの哲学者・思想家・大学教授。ケーニヒスベルク大学で哲学を学ぶ。やがて近代哲学の骨格を成す人間の理性そのものを吟味・検討する「批判哲学」を樹立し、大陸合理主義とイギリス経験論との統合を果たした。ドイツ観念論哲学の祖とも呼ばれる。その他の著作に『永久平和のために』等。

関連作品

『エミール』ルソー
※カントが認めたダメ親父の教育論
『方法序説』デカルト
※哲学の巨人が求めた確実な学問とは？

バラエティ・アートワークス

「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第５期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。