源氏物語

光源氏（源氏の君）
桐壺帝の第二皇子。眩しいほどの美貌と才知を持つプレイボーイ。


桐壺の更衣
光源氏の母親。桐壺帝の寵愛を受けるが心労と病で若くして亡くなる。


桐壺帝
光源氏の父親。死後も亡霊となり、寵愛する源氏を苦境から助ける。


紫の上（若紫）
藤壺の宮の姪。幼い頃に光源氏から教育を受けて後に源氏の妻となる。


藤壺の宮
桐壺帝の后で光源氏の憧れの人。後に冷泉帝の母親として悩み苦しむ。


六条の御息所
前春宮の后で、今は気高い未亡人。光源氏を愛するあまり生霊となる。


弘徽殿の女御
桐壺帝の次の帝・朱雀帝の母親。帝の寵愛を受ける桐壺の更衣を妬む。


浮舟
薄幸の娘。光源氏の子孫（匂の宮・薫の君）に翻弄され入水自殺を図るが…


匂の宮
光源氏の孫。今上帝の第三皇子で次期春宮候補。薫の君とは幼なじみ。


薫の君
世間的には光源氏の次男だが、己の出生の秘密に苦しむことになる。

紫式部（生没年不詳）

平安時代中期の歌人・女流作家。漢学者の藤原為時の娘として生まれ、後に宮仕えをする。「紫式部」というのはペンネームで本名は不詳。その由来について諸説あるが、宮中で書きあげ好評を博した『源氏物語』の登場人物「紫の上」と父親の官職名（式部丞）とあわせ、紫式部と呼ばれたと伝えられている。

関連作品

『百人一首』
※平安王朝時代がわかるアンソロジー
『平家物語』
※平安貴族と武士たちの栄華から滅亡まで

Teamバンミカス

「まんがで読破」シリーズの企画・制作を目的に設立された著作会社。前身のバラエティ・アートワークスから足かけ10年で139作を執筆・制作。その他まんが学術文庫『群衆心理』ほか6作(講談社)『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第５期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。