松尾芭蕉
江戸時代の俳諧師。独自の句風をあみだして俳諧を芸術にまで高めた。
河合曾良
芭蕉の門人のひとり。みちのくの旅の同行者で『曾良旅日記』を残した。
仏五左衛門
日光にある宿屋の主人。飾り気がなく正直で打算のない「剛毅朴訥」な男。
鈴木清風
紅花問屋の豪商。俳諧好きで職業柄、江戸や京都の俳人たちと交流がある。
等栽
福井・越前俳壇の長老。妻とみすぼらしい小屋に住む。芭蕉とは旧知の仲。
西行法師
『撰集抄』の作者とされる平安〜鎌倉初期の僧。芭蕉が憧れた漂泊の歌人。
江戸時代。草庵暮らしの俳諧師・松尾芭蕉は、深川からみちのく(東北)を目指し旅立った。
弟子の曾良とともに先人が残した名所・旧跡を訪ね、美しい自然と土地の人々との出会いを通して、俳諧の道をさらに高めていく。
「夏草や兵どもが夢の跡」「閑さや岩にしみ入る蝉の声」今なお色あせず輝きを放つ紀行文学の傑作を漫画化。
CHARACTER
松尾芭蕉
江戸時代の俳諧師。独自の句風をあみだして俳諧を芸術にまで高めた。
河合曾良
芭蕉の門人のひとり。みちのくの旅の同行者で『曾良旅日記』を残した。
仏五左衛門
日光にある宿屋の主人。飾り気がなく正直で打算のない「剛毅朴訥」な男。
鈴木清風
紅花問屋の豪商。俳諧好きで職業柄、江戸や京都の俳人たちと交流がある。
等栽
福井・越前俳壇の長老。妻とみすぼらしい小屋に住む。芭蕉とは旧知の仲。
西行法師
『撰集抄』の作者とされる平安〜鎌倉初期の僧。芭蕉が憧れた漂泊の歌人。
著者プロフィール
松尾芭蕉(1644~1694)
江戸時代初期の俳諧師。姓名は松尾宗房。武家の生まれだが30代で隠遁生活をはじめ、庵住まいと漂泊の生活のなかで不易流行論を見出し「蕉風」と呼ばれる独自の句風を確立。後世の俳諧に大きな影響を与え「俳聖」と称される。その他『野ざらし紀行』『笈(おい)の小文』等。
関連作品
『百人一首』藤原定家
※芭蕉が憧れた旅人・西行法師の和歌を収録
『破戒』島崎藤村
※芭蕉に親しんだ自然主義作家の代表作
制作チームについて
バラエティ・アートワークス
「まんがで読破」シリーズの制作を目的に設立された著作会社。その他『歴史秘話ヒストリア』『タイムスクープハンター』漫画版および第5期TVドラマ脚本協力(NHK/ピクス)等。2013年解散。現在は後身のTeamバンミカスがシリーズを継続。
原作:松尾芭蕉
企画/漫画:バラエティ・アートワークス
電子版発行:Teamバンミカス
価格:配信ストアでご確認ください
配信日:2021年7月17日(電子版改訂)
形式:ePub
ページ数:194ページ
初出:紙書籍(イースト・プレス) ISBN9784781606057
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